マイケル チェーホフ テクニック

インスピレーションを操作することはできない、それはとても気まぐれなものだからだ。ゆえに俳優は頼みの綱となる、信頼できるテクニックを常に持たなくてはならない

―マイケルチェーホフ

 

Inspiration cannot be commanded, it is capricious, that is why the actor must always need have a  strong technique to fall back on.

ーMichael Chekhov 

 

マイケル・チェーホフは、役者の創作現場をつぶさに観察することで、心と体のつながりを研究し続けた。俳優の身体の状態や五感を通しての感覚や想像力を磨くだけでなく、「サイコロジカルジェスチャー」「アトモスフィア」「センター」といった、効果的なテクニックを作り出した。

 

そのテクニックはチェーホフの直接の教え子であるジョアンナ・マーリンマラ・パワーズグレゴリー・ペック達らによって広められ、全世界中で使われるまでになる。マイケル・チェーホフ・テクニックを学べるのはアメリカ、ヨーロッパ諸国が中心だが、近年では台湾やシンガポールでもワークショップが行われている。チェーホフの代表的な著作"TO THE ACTOR"は、日本でも翻訳されているが、スタニスラフスキー同様に誤解も多く、体系立ててマイケル・チェーホフについて学べる場所は日本では極めて少ない。国際マイケル チェーホフ協会(MICHA)の教授会員であるウルリッヒ・マイヤー・ホーシュを昨年より招聘して、そのテクニックを体系立てて正確に伝えるように行っている。


モジュールプログラム

今回東京で行うモジュールプログラムは、内容が多岐にわたるマイケル・チェーホフ テクニックを総合的に学べるプログラムで、6つのモジュールと1つのプロジェクトから成っています。紹介して2年目になる今年は「モジュールⅡ『躍動する空間』」を行います。こちらは「モジュールⅠ」を受けていなくても、基礎の内容から教えますので、今回から受講可能です。

 

①接触(メイキングコンタクト)

 身体-想像力-感情


②躍動する空間

 雰囲気-創造性のある自分-芝居


③役作りⅠ

 心理的身振り(サイコロジカルジェスチャー)


④役作りⅡー「私」はその人

 役作り-変身


⑤観客との対話

 与える-受け取る-分かち合う


⑥パフォーマンスの構築

 

 即興-構成-作品の様式


・各モジュールは5~6日間にわたって行われます。 
 ・全てのプログラムを取ることもできますが、プログラムの一つだけ取ることができます。

 ・どのモジュールから参加しても、チェーホフテクニックが初めてという人でも参加できます。

 ・プログラムの一つである「制作プロジェクト」では、プロの現場でもテクニックかえるように、作品制作の実践を通して学んでいきます。

 

 

 ・プログラムはヨーロッパを中心に行われており、ドイツ、デンマーク、スイス、クロアチア、スペイン、フィンランド、アイスランド、オーストリア、トルコ、また最近では台湾、日本、シンガポールといったアジア圏でも行われています。